PPバンド・うろこ模様のステッチ

名称鱗(うろこ)模様Scale Pattern
概要1/2幅のループ2個
単位[水平] 2[垂直] 2
レベル0[水平] ベース色[垂直] ベース色
レベル1[垂直] 0: – | 1:ベース色(1/2幅) を並べて2本
1本は、90度→0度→90度→180度 で90度方向に進む
もう1本は、90度→180度→90度→0度 で90度方向に進む
レベル2
備考1コマに1/2幅が2本
ループで対角線方向に移動
転置 鱗形状の方向
ステッチのインデックス

富田淳子 (2015). 『PPバンドで作るベトナムのプラカゴ』 文化出版局.
78-79ページ、作品30「うろこ編みのバッグ」からです。

全面がうろこのような立体的な模様になっています。ベースに通す、レベル1のステッチです。

stitch pattern named 
鱗(うろこ)模様 / Scale Pattern
うろこ模様のステッチ

内側には模様はありません。側面に通した後差しひもを、そのまま底に重ねて始末しています。

うろこ模様のステッチ、内側
うろこ模様のステッチ、内側
うろこ模様のステッチ、底
うろこ模様のステッチ、底

平編みの目を通すのに、平たく差し込んだのでは通らないところ、ループを作ることで隣の列に移動して通します。持ち手を固定するのに使われる技法です。

1/2幅の後差しひもなので、ベース1コマに2本通ります。それぞれ、右隣と左隣を行き来しつつ、側面を垂直方向に通します。

うろこ模様の後差しひもの通し方
後差しひもの通し方

1単位分の編み目(赤枠・2×2)です。うろこ部分は段にわたっているのですが、うろこ半分の形は編めないので、下から差してその上にうろこが作られる扱いです。右図はプレビュー図ですが、うろこ形は表示できないため、ベースとなる垂直方向のラインを示し、うろこ部分を書き加えました。

8×6の図、2点
赤枠内は1単位(2×2)
模様の単位

※前側面の左下から、右(0度)方向・上(90度)方向にカウントアップ。左下は垂直方向がover/水平方向がunderです。

Squareのデータです。差しひもについては、ループするため長さの2倍ほどのバンドが必要になります。ひも長加算値には、このかごのサイズに合わせた長さをセットしています。

PPバンド・斜め短冊模様のステッチ

名称斜め短冊(ななめたんざく)模様Diagonal Slat Pattern
概要3±1マス片方向
単位[水平] 6[垂直] 2
レベル0[水平] ベース色[垂直] ベース色
レベル1[18度] 0: A色 | 1:- | 2:B色 | 3: – | 4:C色 | 5: – (全て1/2幅)
レベル2
備考A,B,C色が同じなら、水平単位は2。
垂直ひも数の約数であれば、側面全体の繰返し可。
72度, 108度, 162度でも同様。
転置 角度変更に相当
ステッチのインデックス

「横3マス・縦1マス」タイプ、レベル1のステッチです。ベース色は白、A色はイエロー、B色は紺、C色は赤にしてみました。

「横3マス・縦1マス」タイプとしては、18度と162度があるのですが、18度で埋めたため162度は通りません。いずれか一方しか選べないので「斜め線」、それが途切れているので「短冊」つまり「斜め短冊」模様です。

stitch pattern named 
斜め短冊模様 / Diagonal Slat Pattern
斜め短冊模様のステッチ

内側と底です。ステッチは側面にだけ、底と縁で各1段分差し込んでいます。高さの比率を少し高めてスクエア形にしたので、後差しひもが側面をちょうど一巡します。

斜め短冊模様のステッチ、内側
斜め短冊模様のステッチ、内側
斜め短冊模様のステッチ、底
斜め短冊模様のステッチ、底

3色にしたので垂直方向の単位は6です。垂直ひも本数は(7+14)*2=42 で、単位の7倍ですから、全面と背面の色の位置は異なります。とはいえ、このサイズである必要はないし、3色でなくても垂直ひも本数に合わせれば、側面は繰り返しパターンになります。

1単位分の編み目(赤枠)です。後差しひもが全て同じ色であれば、左図・2×2単位になります。今は3色使っていますので、中央(プレビュー図)と右(写真)のように6×2単位です。

6×6の図、3点
赤枠内は1単位
差しひもが同色か、3色かの2種
模様の単位

※前側面の左下から、右(0度)方向・上(90度)方向にカウントアップ。左下は垂直方向がover/水平方向がunderです。

Squareのデータです。ソフトでは、フレームへの斜めの差し込みが指定できないので、全面に垂直方向のバンドを重ねて疑似的に表示させています。

Fab Your Vibe! – バイブコーディングで遊んできました

FabCafe Kyoto のイベント『Fab Your Vibe! – バイブコーディングで遊ぼう vol.2』に参加してきました。こんなイベントです。

Claude Code、Cursor、CodeX などのAIコーディングツールを利用して、アイディアを形にしてみましょう。ルールはひとつ。コードを一切書かないこと。

どこで、なにに、どんなコーディングをしてもらって、どうやって動かすの?レベルでしたが、例をみせてもらって、そもそものところからAIに教えてもらいつつ、何とか進めることができました。

最後に、参加者の皆さんが作られたアプリを見せて頂いたのですが、画像や動画や地図、音楽・ショートストーリーにゲームと、ちゃんと動くし、組み合わせがリッチ。全部AIが教えてくれたんですよ、と言いつつも、その人にしか表現できないこだわりが形になっているのです。人間も、AIも、すごい。

さて私。このマルチメディアの時代にレガシーとは思いつつ、趣味は籠ですから、籠のアプリを作ってもらいました。ヤバい事故も起こしかけて、早い段階で気づけてよかったね、なんて、慰めなのか自己正当化なのかわからないコメントももらいつつ。

説明より描かせたい画像を見せるといいよ、などいろいろ教えていただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。その後、仕様簡略化&修正を加えてできたのがこちら。

スマホでも動きます。試してみてください。

PPバンド・菱模様のステッチ

名称菱(ひし)模様Diamond Pattern
概要3±1マス交差の菱形
単位[水平] 2[垂直] 6
レベル0[水平] 0:A色 | 1:B色 | 2:B色 [垂直] A色
レベル1[72度] 0: – | 1:A色(1/3幅)[108度] 0: – | 1:A色(1/3幅)
レベル2
備考レベル0の色によらず、72度+108度で菱模様
横方向・18度+162度の菱模様もあり
転置 角度変更に相当
ステッチのインデックス

「横1マス・縦3マス」タイプ、レベル1のステッチです。A色は赤、B色は赤ストライプで試作しました。

ストライプのバンドが残っていたので使ってみましたが、これに限らず、水平方向の色を変えることで、様々なバリエーションを作れると思います。

stitch pattern named 
菱模様 / Diamond Pattern
菱模様のステッチ

内側と底です。ステッチは側面にだけ、底と縁とで折り返しながら差し込みました。

このかごバッグは横ひも(マチ方向)が8本と偶数のため、前面と背面ではステッチの位置がずれていますが、奇数にすれば同じになります。垂直方向の単位は2なので、縦ひも・横ひもは、どんな本数でも作れます。

菱模様のステッチ、内側
菱模様のステッチ、内側
菱模様のステッチ、底
菱模様のステッチ、底

1単位分の編み目(青枠)です。重なりがわかるように、deep赤と赤で表示していますが、使ったバンドは同じです。

8×6の図
赤枠内は1単位(2×6)
模様の単位

※前側面の左下から、右(0度)方向・上(90度)方向にカウントアップ。左下は垂直方向がover/水平方向がunderです。

Square のデータです。

PPバンド・窓模様のステッチ

名称窓(まど)模様Windowpane Pattern
概要ストライプベースに縦横枠
単位[水平] 2[垂直] 2
レベル0[水平] 0: A色 | 1:B色[垂直] 0: A色 | 1:B色
レベル1[水平] 0: – | 1:A色(1/2幅)[垂直] 0: – | 1:A色(1/2幅)
レベル2
備考組み合わせで窓形状が変わります転置 組み合わせの一種
ステッチのインデックス

レベル1、水平・垂直方向だけの基本的なステッチです。A色はネイビー、B色は白で作ってみました。

窓が並んだビルのようになりました。

stitch pattern named 
窓模様 / Windowpane Pattern
窓模様のステッチ

内側と底です。内側は直交方向のストライプ、垂直方向の差しひもは底を通したので底も同じ模様になりました。

窓模様のステッチのかご、内側
窓模様のステッチ、内側
窓模様のステッチのかご、底
窓模様のステッチ、底

1単位分の編み目(赤枠)です。

6×6の図
赤枠内は1単位(2×2)
模様の単位

※前側面の左下から、右(0度)方向・上(90度)方向にカウントアップ。左下は垂直方向がover/水平方向がunderです。

Square のデータです。